製品案内

タンク上部 紫外線照射装置 U.V-STN5Bシリーズ

 この装置(U.V-STN5Bシリーズ)は、おもに液糖関係の貯蔵タンクの上部に設置されており、タンク内に紫外線を照射することで微生物の増殖を防止しています。

 この装置とタンク内の接合部には、石英ガラスの平板を使用し、破損等のおそれが極力無いように凸凹の熱加工していないものを使用しています(熱加工をすると熱により、ひずみや肉厚のバラツキが生まれ、破損する可能性が高くなります)。

 装置とタンク内の接合部に、石英ガラスの凸型を使用し、タンク内に挿入する方法では、石英ガラス加工によるひずみやタンク洗浄による衝撃などで破損するおそれが石英ガラスの平板を使用するときに比べて高いため、U.V-STN5Bシリーズでは石英ガラス平板を使用しています。

 凸型挿入式の方がランプの灯数が減らせるなど効率が良いことから、当社では、異物混入のおそれがないフッ素樹脂凸型挿入式 紫外線照射装置U.V-UTS(R)シリーズを取り揃えております。

 

タンク上部 フッ素樹脂凸型挿入式 紫外線照射装置 U.V-UTS(R)シリーズ【PAT】

 この装置(U.V-UTS(R)シリーズ)は、液糖関係の貯蔵タンクや貯水タンクなど様々なタンクに利用され、タンク上部に設置し、タンク内を紫外線照射することにより、微生物の増殖を防止する目的で使用されています。

 この装置とタンク内の接合部には、フッ素樹脂の凸型を使用しています。フッ素樹脂を使用することにより、接合部に石英ガラスを使用する際に問題であった、破損の可能性がある→破損時に異常検出しにくい→破損に気が付かず異物混入する。といったリスクをクリアにしています。この装置は接合部のフッ素樹脂がたとえ破損しても石英ガラスと違い異物混入のおそれがありません。

 

紫外線キャップ照射殺菌装置 UV-ST-3DL(細管ランプ3本シリーズ)【PAT】

 この紫外線キャップ殺菌装置は、飲料製造工場などにおいて、飲料などのキャップから微生物が製品に混入してトラブルを起こすことを防ぐ目的で利用されています。

 当社では、水冷方式やシャッター構造が必要となるような大容量の紫外線ランプは使用せずに、取扱いの容易なランプ3本を並列に配置することを基本としています。ランプ3本を並列に配置することで影の出来にくい構造となり、面照射を可能としています。このことが殺菌効果を上げ安全率を高めています。またランプのON,OFF対応もしております。

 キャップの材質や形状、処理スピードなどにより装置を設計し、必要であればユニットを2連、3連というように組み合わせます。

 これらの技術は下記で紹介するU.Vリンサー(R)UV-STシリーズの紫外線ペット口部照射殺菌装置をはじめ紫外線壜口部照射殺菌装置、紫外線プリフォーム口部照射殺菌装置、紫外線ペット底部照射殺菌装置、紫外線セパレートシート照射殺菌装置など多くの紫外線照射殺菌装置にも応用されています。

 

紫外線ペット口部照射殺菌装置 U.Vリンサー(R)UV-STシリーズ【PAT】

 この紫外線ペット口殺菌装置をはじめとするU.Vリンサー(R)シリーズは、飲料製造工場などにおいて、容器などの包装材料から微生物が製品に混入してトラブルを起こすことを防ぐ目的で幅広く利用されています。また工場内、ラインを衛生的に保持する役割も果たし、クレームや擬似クレームが減少するなどといった効果も期待できます。

 当社では、水冷方式やシャッター構造が必要となるような大容量の紫外線ランプは使用せずに、取扱いの容易なランプを複数本並列に配置することを基本としています。ランプを複数本並列に配置することで影の出来にくい構造となり、面照射を可能としています。このことが殺菌効果を上げ安全率を高めています。またランプのON,OFF対応もしております。

 被照射物(殺菌対象物)の材質や形状、処理スピードや設置条件に合わせ装置を設計しております。

 

流水型紫外線殺菌装置

 各装置メーカーの流水型紫外線殺菌装置は、食品製造業界において幅広く利用されており、製品の一部となる仕込水の製造、液糖の殺菌、各種洗浄水(リンス水)の製造、飲料水や解凍水の製造などに使用されています。

 食品業界以外でも幅広い業界で流水型紫外線殺菌装置は利用されており、製薬業界、半導体業界、精密機器業界、化粧品業界、病院関連、水産・畜産関連、船舶関連などそのた様々な業界で使用されています。

 当社製では、『MX-8(センサー付き)』があり、ランプ1本1本にUVランプの二次側出力をモニタリングするセンサーを取付けて、タッチパネル画面上で、出力を%表示するセンサー付流水型紫外線殺菌装置があります。

 

ホーシンサンプリングバルブ(R)

 当社では、流水型の紫外線殺菌装置を販売する過程で紫外線殺菌装置が本当に殺菌できているかどうかを厳密に判定する必要があることから、二次汚染防止、逆汚染を防止する信頼性の高いホーシンサンプリングバルブ(R)を開発し、取り揃えております。

 従来、サンプリング部にはボールバルブを使用したものが主であり、このためボールバルブのネジ部が汚染したり、ボールとシートの間の部分が汚染され、ブローを行っても菌汚染が完全に解決されないことがありました。そのために、サンプリングを行ったサンプル液の汚染が、処理液由来であるのか、またはサンプリングバルブ内の汚染であるのかの判定が難しく、何度もサンプリングを実施したり、結果がバラついたり(サンプリングエラー)して非常に非効率的でした。

 ホーシンサンプリングバルブ(R)は、ボールバルブを使用せず、真空バルブ方式を利用し、使用時以外のときに、殺菌剤(アルコール等)をサンプリング本体に入れておくことにより、バルブ内を衛生的に維持することが可能になりました。
注:なお、必ず内部の殺菌剤を捨ててからサンプリングを行なって下さい。そのままの状態でバルブを回すと殺菌剤が本ラインに混入します。ご注意ください。

 

 

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